本記事は、【お詫び】ホームページの運用停止が発生した事象についてのウラバナシ的に、個人的対応等の検証のために記録するものです。
それは、2026年10月21日のことでした。
いつものようにマーケット(市場)の情報や列車運行の予報(人為的な混乱に対する)を調査していると、こんな記事がXに飛び込んだのです。
この記事を見て、団体ページを見たところ、すぐさま関連の記事ばかりが飛び込む結果になりました。東証大引け後、すぐに各社が少しずつサイトの一時閉鎖措置を開始。しかし、自分にはこんなジレンマがあったのです。
今サイトに公開している記事のアクセス急上昇中なのだ。
「止めていいのか」と頭を悩ませました。しかし、著名サイトや一部のゲームが緊急メンテナンスを行うという情報も出回り始めたことを受けて、苦渋の決断としてサイトを止める判断をすることとしました。が、残念ながらこの日は親の迎えの時間にかぶったので、その作業は後回し。迎えの後、ダメもとでスーパーマーケットでお弁当を購入し、少し急ぎ気味で夕飯や夜の家事を簡単だが終わらせ、緊急メンテナンス作業を行うことにしたのです。
食事の行儀的には悪いが、この騒動はかなり大騒ぎになり、登録している国土交通省のLINEが止まる連絡を受け、ついにいよいよこの方が投稿したことにより、「止める」決断になったきっかけにもなりました。
リミットは23時。その前に秋田県での前線関係による特別警報が出されたことも調査しながら21時前に作業に取り組むこととしました。
1.どう止めた?
最初はCMS機能を管理者だけできるようにしようかと思ったが、サーバーを全部止めてというのは自分が契約している事業者ではできなかったので、急いで単一のHTMLページを作成することとしました。
- アイコンのみディレクトリの場所を確認する
- HTMLはVisual Studioで作成
今回はAI(Copilot)が起動していたので、お手伝いをしてくれたおかげでデザイン・文章等を候補として取り上げてくれました。そのおかげで通常の1からのデザインをすることはほぼせず、プレビューしながら「派手にはしない・フォントは見やすいので」というのを例示してページを作成完了させました。

サーバーへのアップロードはFTPを利用・アップロード後にIndexページとして登録させましたが、これではまだ穴がある状態です。状況注視のため、PHPのバージョンが上がっているかを確認するための、PHP情報ページを用意して、管理者がバージョンが上がったかを確認することにしました。
次に、サイトの「htaclass」のページにおいてもAIと一緒にトライ&エラー方式で、最終的には以下の要件としました。
- 検索・URL等から入ってきても、先ほど作ったINDEXページにすべてリダイレクト
- アイコンのみとれるようにすること
- PHP情報を確認するページは見られるようにしたい。
という構成を通常運用している構成ファイルのうえに張り付けて、更新した段階でサイトへの閲覧等を遮断しました。
2.翌日
朝方になっても相手がたサーバーの更新が終わっていない事、緊急メンテナンスで実行されるのかを確認するためにお問い合わせ窓口に電話を掛けました。
そこには各所でサイトメンテナンスの情報が掲載され、緊急メンテナンスを行っているとの情報を確認。自分自身も合間合間にPHPのバージョンを確認していましたが、15時前にバージョンが更新されていました…が、今回アップデートされる前の1個前のバージョンということで、夕方もう一度メールにてお問い合わせを実施した次第です。
進捗がどうなのかわからないので、進捗状況を掲載することとしました。(JR東海様の運行状況のステータス表示を参考にしました)
そして、その日の夜のこと。
ベンダーからメンテナンスの完了情報が発出され、メンテナンス終わりの時間も公表されたので、再公開に向けた準備を開始しました。Wordpressとの接続を裏で再開。表向きではメンテナンス表示をしてから遮断したので、サイト遮断のお詫びを作り、掲載を行ったところで、トップページの不要なファイルを別の仮置き場に移動させたところで運用を再開しました。
以上が一連の流れです。
なお、本事象において、個人情報の漏洩は確認されておりません。
12時更新で掲載した文面
「なお、当サイトは自前でのPHPのアップデートはできない(レンタルサーバーのため)契約となっておりまして、現在契約事業者と連携をとっており、確認作業を進めております。
また、サイト運営側において、運営側のネットワークサーバー内にPHPアプリケーションの保有は現在のところございません。
運営側では内部アカウントの認証・ファイル機能のみ運用しております。」
21時ころに掲載を開始した内容
公開再開までの状況について
- サイト公開停止作業の実施 (2026年10月21日 22:00頃 ~)
- 提携先サーバーの情報確認・収集作業 ← 現在位置
- 最終的な安全確認
- 公開再開
これまでに対応した内容について (2026年10月22日(木) 22:00現在)
2026年10月22日(木)お昼過ぎ、連携サーバーの技術担当者と連絡が取れ、「本事象について対応中」との確認を行ないました。
また、同日15時前に、PHPのバージョンが 8.5.11となったのを確認しました。
なお、報道等で伝えられている問題を解決するPHPのバージョンは「8.5.12」であるため、同日17時40分にメールにてもう一度お問合せを送信しました。
という形です。
今回の脆弱性対応をおえて
今回の脆弱性、まさかの生成AI(米国OpenAI)「ちゃっぴー」が見つけてしまったことに驚きました。これを受け、人類にAIが早すぎたのか?という議論が出始めています。しかし、人手不足がある中、多様化した社会でどのように活躍させていくのか?短時間・場所にとらわれず可能なことが出てくることはあるのでしょうか?
また、一部報道であったことについて個人的な考えを。
「今夜はネット使わないで」はありなのか?なしなのか?
回答:半分うそ・半分本当です。
では、なぜ半分半分というのかを個人的見解で解説していきます。
半分本当といえる理由
>この日のnewsZEROが放送される深夜に近づくにつれ、余暇活動における通信トラフィックは増加傾向にあるが、皆さんがインターネットを控えることによって、この余計な部分のトラフィックを少しでも減らすことができるという面では半分は正解。
インターネット回線というのはベストエフォート対応が基本。となると、いわゆる都市部駅での「パケ詰まり」といわれる言葉を思い出すとわかりやすいが、多くの人が集中して使うとその分サイト閲覧は遅くなります。
今回はPHPアップデートが日本時間23時に配布開始。アップデートはPHP本家サイトから原則としてダウンロードして、そこから展開をしなくてはならないということを考えると、そういう意味では皆さんがネットをしない(寝てしまう)ことで、アップデート以外のトラフィックは抑制され、より早く新しいパッチのアップデートを可能にするためと考えることも可能であるからです。
半分嘘
>個人で当該PHPサーバーの対応を行う必要のない人にとっては、ゲームが一部出来ないとかという影響は出るかもしれません。しかし、基本的に対応できることはありません。
あえて対応できない・わからないかたは「ネットをやめて」でどう対応できるか?といわれると、「作業者に向けた環境整備」だったと思います。
むしろ、総理大臣のXのポストは、企業の経営者や首席に向けたメッセージでした。総理大臣の発信で、実際に、緊急出勤や徹夜作業等に伴う管理上の決裁やが即可決されたこと・サイトを止めることを了承してくれた声・サイトを発注したお客様にもすぐに理解するための「モストオブトップダウン」だったかもしれないのです。
今回の対応を行っている皆さん、本当にお疲れ様です・・・この事象が少しでも改善されますように・・・
