在来線への接続ができないときの頼れる存在になろう
のぞみ64号・・・それは東京駅に日付が変わる前にやってくる最後の上り列車です。しかし遅延が発生すると、在来線との接続が解除され、多くのお客様が不安や困惑を感じています。そんなとき、的確な情報と対応力を持ったタクシー運転手は大きな信頼を得られる存在です。今回は、遅延発生時に現場で即戦力となるための知識や対応のコツをまとめました。
基礎的なこととして何が必要か
まず大切なのは、新幹線の路線網や停車駅、そして最終時刻表を把握しておくことです。通常運行時は、しっかりとした時刻・ルートを知っておくことである程度のパターン化された営業にすることも可能です。
東京地方では22時以降、各方面の最終列車が出始めることも。そのことも一つポイントです。
そもそものぞみ64号とは
山陽新幹線の博多駅から東京駅へ向かう最後の列車です。これを逃すと、途中駅から夜行列車や高速バス等で東京へ向かう他なくなってしまいます。
以下に時刻表を掲示します。
駅 | 時刻 |
博多 | 19:00発 |
小倉 | 19:16発 |
広島 | 20:02発 |
岡山 | 20:37発 |
新神戸 | 21:09発 |
新大阪 | 21:24発 |
京都 | 21:38発 |
名古屋 | 22:12発 |
新横浜 | 23:27着 |
品川 | 23:38着 |
東京 | 23:45着 |
新幹線の遅延情報はレベル分けして対応を
新幹線の運転見合わせは場合によっては重大な情報が入っているかもしれません。以下にレベル分けした図を添付します。

遅延列車が発生した場合のポイント
- 運行情報・列車走行位置を活用し、22時以降の遅延列車をピックアップする。同時に、遅れ時間の把握をする。
- 乗客の概算人数を把握しておく
- 「列車ホテル」の運営有無を確認する
これが基本的な流れとなります。
ポイント解説
遅延列車の確認
運行情報はJR東海公式のXアカウントがありますので、そちらを登録しておきましょう。また、列車走行位置等はJR東海公式サイト(JR東日本アプリ等でも代用できます)でおおよその位置を把握します。


名古屋駅発車時に10分以下の遅れの場合は速度回復が見込めますので、遅延扱いはしません。15分程度のおくレがでるとお客様の乗車率は高くなります。また、+120の表記を見かけた場合は要注意です。
JRの約款上、特急・急行列車の二時間以上の列車の遅れもしくは途中駅での運転取り止めが発生した場合、料金券部分の返金の対象となります。
東海道新幹線の遅延の際に注意したいこととして、以下の点があります。
EX予約・スマートEX・e5489の対応は原則としてJR東海での対応となること
チケットレス乗車の場合は問題ないのですが、切符を発券していた場合は新幹線出口の「精算所」にて対応を受けないといけません。そのため、このような場合はお乗せするまで時間がかかることを頭に入れておきましょう。
乗客の概算人数の確認
これは余裕がある際にやるといいのですが、「スマートEX」や「エクスプレス予約」の会員であると、列車の空席を見ることが安易です。その際は、「新横浜〜品川」・「品川〜東京」の座席の埋まり具合を見ておくと、おおよその乗客数を把握できます。(正確にやるならシートのテンプレ必要・・・)(冬に向けて計画します。)
なお、突如設定される「救済臨時列車」や大幅遅れによる「全車自由席」設定にはこの方法がききません。

列車ホテル設定に注意
天候等の災害で大幅に新幹線が遅れた場合、裁量で「列車ホテル」が設定される場合があります。これは、本来車庫や翌朝の運用に備え駅に停車している列車を開放する措置ですが、この運用が行われると基本的に駅の外にはでず、翌朝の乗り換え先の列車で帰宅することになり、営業計画が崩れる原因となるため、この情報はきちんと確認してください。
さらに:入場規制に注意!
新幹線の運行が大きく乱れている場合、「駅への来場を控えるように」のアナウンスがなされる場合もあります。
この情報を入手した場合、お客様へ乗り継ぎの確認を行い、適切な対応をお願いします。現代では人の流れを抑止する事も一つです。

以上が新幹線の遅れに対するタクシー営業方法の一つの参考情報となります。筆者はこの流れを意識しつつ、再繁忙期ではリアルタイムに情報を可能な限り発信しています。興味ございましたらサイト管理人までお問合せください。
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