「クラウド時代の情報システム部」(中央経済社 9784502691706)を読み始めた。こからどうしていくべきかなど書かれている。
わが家にもMicrosoft 365系としたシステムがわずかながら存在しているほか、図書6ページ内の「使わないコンピューター」がすでに出ている状況だ。(そのうちWindows 11対応が3台も・・・)
システムを担当している私も「閉じこもり」の気質が多少なりとも出始めていると感じる。(土日にシステム構築などを考えると)そのためか、他の人との乖離はさらに大きくなり始めているというのは承知の通りではある。
さらに、そのとき積み上げたシステムの運用をいろいろくみ上げていっている。その関係か、怪物の「キメラ」状態になっているとも言っても過言ではない。当然ながらノウハウなんて自分の頭の中しかない。(その影響もあってか、一時体調が急変したときは本当につらい・・・)
当然のことながら、トラブル対応もしなくては・・・ということでこんなことにも時間は取られる。
本来、我々の組織は企業におけるITトレンドを常にキャッチし、適切な対応をするべきだと作者は語る。自分も「ゼロトラスト」に対応しようとしたが、なぜか中途半端で終わっている感がある気もしないか。
今後の大きな目標として、「ITILガイドライン」を作り、環境にも優しいクリーンなITを実現させるためにはどうすればいいのか。不必要なハードウェアは存在しないか。 読み進めると、自己評価ができるページがあったので、挑戦してみた。
表の設問を回答していき、点数を計算していく方式となる。
設問 | 回答 | 点数 |
1 | No | 1 |
2 | No | 1 |
3 | 3以上? | 2 |
4 | 1 | 1 |
5 | 2 | 1 |
6 | 0 | 0 |
7 | 0% | 2 |
8 | 0% | 1 |
9 | 0 | 0 |
10 | No | 0 |
11 | Yes | 1 |
12 | 特定部門 (情報システム担当) | 1 |
13 | なし | 1 |
14 | なし | 1 |
15 | あり | 0 |
16 | しているかもしれない | 0 |
17 | ない | 1 |
18 | ない | 1 |
19 | いいえ | 1 |
20 | なし | 1 |
21 | 明確ではない | 1 |
22 | 主導的ではない | 1 |
この表から、点数は合計18点、評価としては「かなり問題あり」という評価になってしまった。また、情報部門の機能が弱いことも判明。
ということで、本書の活かし方をどうするか?
自分の周りの環境の多様化がシステム構築時より急速に加速した。
これを生かすための再構築が私に求められる。とすると、対応できる部分として「インフラ統括」・「インフラ構築・保守」が上がった。
この2つについては、「外部リソース」を有効活用するのがよさそうとのこと。
何しろストレージ機器が足かせとなっている。
インフラ統括を行うためには、・・・
技術と製品の選択をしっかり行うこと
そのうえで、要求・技術・製品・ベンダーの将来性・ITリテラシーの度具合を組み合わせて、最適な製品を見つけるべきだとしている。
といっても、コストと効果は天秤に合わないのかもしれない。
システムのLIFEサイクルとコスト要素を把握し、明示すること。
そのうえで、システムの最適化・IT投資・除却を適切なタイミングで行い、統合基準を策定することが必要だとも記されている。
つまり、インフラは「5年」の条件ではスパンが合わないこともあるので、「適切な選択と集中」が求められる。
長文になってしまいましたが、以前に買った本を読む時間が生まれた関係でここまで読み進めることができました。
自分の現在の環境を調べると、やはり危機的な情報環境となっていたかもしれないです。今回の書籍を活用しながら、より快適かつ安全なシステムを構築していきたいです。