ここ最近、毎朝事務室の先生と話すことが同じになっている。 それは、ある事業所でのトラブルについてだ。
私の昼食スタイルを既にご存知の方はもうお分かりだろうが、保健室で一人、スマケーを横に弁当を食べるというスタイルを毎日行っている。勿論そのケータイ画面はNHKのニュースサイト。お昼のニュースを見てはため息をつくということを、何度やっただろう。そんななか、帰り道、ある情報が飛び込んで来た。それは、夜行列車の運休について。え?天候そんな悪くないよ。地震などもなんもなかったのに、なぜ止まる。それは、北海道エリア内でのトラブルらしい。急いでデスクにいくと、そこには、貨物列車脱線の記事が1枚机の上にあった。
思わず、じぇじぇじぇ!と叫んでしまったぐらい、ひどいものであった。(多分先生が模試の結果に落ち込むよりもひどいもの)
現場は見通しのよい直線線路。その下で問題が起きていた。ホームエリア内の本線と呼ばれる線路の幅が、少しずれていたのだ。貨物列車の脱線の影響で後続列車は当然足止め、夜行列車は残念ながら全区間で運転取り止めとなった。 その後のニュースもひどいものだった。そして、JR北海道の記者会見中にまたトラブル。社長の携帯に一本の連絡が入るシーンも映された。残念ながら、トラブルは二の舞、いや何舞だろうか。今度は地域輸送を担う普通列車で油漏れ。これにはとうとう私も何も言えなくなってしまったのだ。当初、特急の車両のエンジンが壊れたのではと思っていたが、30年位は持った国鉄のローカル気動車にも、もう、手抜き、としか言えない事態にまで落ち込んでしまった。
震災後の11月に車両全体が焼き焦げた火災事故から今回の脱線事故。いろいろニュースを見てきたが、組織自体の問題へと発展してしまった。 保線管理の甘さ、車両整備の緩さ、アマチュア職員など、私が見てきた中でも最もずさんで、最も態度が悪い(反省の色が見えない)結果から起こってしまった事故なのではないかと私は思う。
しかも運転士が覚醒剤を使用して警察に逮捕されることがもっぱら許せないのだが。 この一連の事故についての報道は、皆さんも少なからずしてご存知かと思うが、私の怒りは、鉄道マンのたまごの1人として、とてもあり得ない事だと、人一倍に強く感じている。逆に言えば、こんな事故があるなか、我々は楽園沖縄に行ってしまっていいのだろうかという疑問も少なからずして残る。
夢?現実?の戦いはいままさにこの瞬間も続いている。 書いているうちに、愚痴りたくて泣きたくなったし、お腹も空いてきた。さて、美味しいご飯を食べに下に降りることにしよう。
修学旅行本当によろしくお願いしますよ~♪
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