2026年8月 第5週
8月24日(月) 東証プライム市場の前場寄り付き前の成り行き注文は以下の通り。 買い:NTT・ソニーフィナンシャルグループ・三菱UFJフィナンシャルグループ・日本製鉄 売り:通信のソフトバンク・日産自動車・フジクラ 8月25日(火) 東証プライム市場の前場寄り付き前の成り行き注文は以下の通り。 買い:ソニーフィナンシャルグループ・野村ホールディングス・ユニ・チャーム・三井不動産 売り:フジクラ・トヨタ自動車・キオクシアホールディングス 8月26日(水) 東証プライム市場の前場寄り付き前の成り行き注文は以下の通り。 前場買い:NTT・第一稀元素化学工業・三井住友フィナンシャルグループ・東京海上日動 前場売り:東京電力・信越化学工業・INPEX 後場買い:NTT・第一稀元素化学工業・通信のソフトバンク 後場売り:日本板硝子・アーチオン・SBI新生銀行・FIG 8月27日(木) 東証プライム市場の前場寄り付き前の成り行き注文は以下の通り。 買い:NTT・通信のソフトバンク・三菱UFJフィナンシャルグループ・トヨタ自動車 売り:UTグループ・フィーチャー・アーチオン <1週間を総括してのコメント> 8月の権利落ちの週となった4日間を通して最も強かったテーマは、 1. AI・半導体 2. データセンター関連 3. 防衛・ドローン 4. アクティビスト(物言う株主)関連 5. 金融・保険の事業拡大 だった。一方で、 • 公募増資 • 上場廃止 • 会計問題 • 株式売出し は株価の重荷となるケースが目立っている。 ① AI・半導体関連が引き続き主役 強材料 • エヌビディアの5~7月売上高が市場予想を上回る結果となり、AI需要の強さを再確認。 • アップルも折り畳み型iPhone発表観測。 • エヌビディアのサーバー値上げ報道もあり、AIインフラ需要継続が意識された。 国内波及銘柄 • キオクシアホールディングス(285A) o 岩手県に1兆円超の新製造棟建設報道 o 0827で+4.2%上昇 • 日本精工(6471) o ヒューマノイドロボット関連 o AIロボットテーマとの結び付きが強い 投資家目線 市場の中心テーマは依然として AI → 半導体 → データセンター → 電力需要 の流れである。 ② 防衛・国家安全保障関連が急浮上 26日は特に防衛色が強く、 TERRADRONE(278A) • 自衛隊向け迎撃ドローン納入 • ウクライナ戦争の実戦知見活用 • 株価 +21.35%の急騰 さらに • 長距離攻撃無人機開発 • 防衛予算要求拡大 など政府関連ニュースも出てきた。 見方として、この期間で最もインパクトの大きい材料は「防衛ドローンの実需案件」だったと言える。 ③ アクティビスト資金流入が継続 各日で大量に確認できる。 24日は • インフォマート(2492) • エン(4849) にオアシスが買い増し報道。 25日は • ノーリツ(5943) • 三菱マテリアル(5711) へ海外ファンド関連報道。 26日は • タキヒヨー(9982) 買い増し報道。 投資家目線としては、足元の日本株では「業績」よりも「資本政策」への評価が高く、 • 自社株買い • 株主還元 • アクティビスト保有 に資金が向かう傾向が見える。 ④ 金融・保険セクターは地味に強い 材料を見ると、 • かんぽ生命保険(7181) o 不動産ファンド拡大 • SOMPOホールディングス(8630) o 保険料引き上げ o ペロブスカイト太陽電池向け保険提供 • セブン銀行(8410) o 新サービス開始 • 東京海上HD(8766) o 株式15分割+優待導入 というように、事業拡大・還元強化が多く見られた。 ⑤ ネガティブ材料の特徴 公募増資 • 大阪チタニウム(5726) o 220億円調達 o 株価 -7.3% 上場廃止 • Abalance(3856) • 日本ドライケミカル(1909) の上場廃止関連報道。 会計・訴訟問題 • ニデック(6594) o 会計不正関連 • 浜岡原発廃炉費用問題 などガバナンスリスク関連が散見された。 実際に監視すべき銘柄ベスト5 4日分だけを材料の質で評価すると、キオクシア → テラドローン → 東京海上ホールディングス → 損保ホールディングス → コマツ の順だ。これらは単なる短期材料ではなく、中期テーマへ発展する可能性がある。 結論として、今週の流れを見る限り、市場の資金は「AI・半導体」「防衛」「株主還元」の3本柱に集中しており、特にキオクシアとTERRADRONEの材料が最も強い印象だった。
2026年8月 第4週
8月17日(月) 東証プライム市場の前場寄り付き前の成り行き注文は以下の通り。 買い:NTT・通信のソフトバンク・ネクソン・イオン 売り:日産自動車・アイスタイル・東京電力 8月18日(火) 東証プライム市場の前場寄り付き前の成り行き注文は以下の通り。 買い:NTT・住友電工・日本通信 売り:ソニーグループ・通信のソフトバンク・日立製作所・日産自動車 8月19日(水) 東証プライム市場の前場寄り付き前の成り行き注文は以下の通り。 買い:NTT・ソニーフィナンシャルグループ・三菱商事・三井住友トラストグループ 売り:フジクラ・通信のソフトバンク・パンパシフィックインターナショナル (午後) 買い:日本コークス工業・日産自動車・ソニーフィナンシャルグループ 売り:通信のソフトバンク・NTT・住友電工・ルネサスエレクトロニクス 8月20日(木) 東証プライム市場の前場寄り付き前の成り行き注文は以下の通り。 買い:NTT・ソニーフィナンシャルグループ・三井不動産・ソニーグループ 売り:通信のソフトバンク・三菱UFJフィナンシャルグループ・リクルートホールディングス 8月21日(金) 東証プライム市場の前場寄り付き前の成り行き注文は以下の通り。 買い:NTT・ソニーフィナンシャルグループ・トヨタ自動車・リコージャパン 売り:通信のソフトバンク・日本製鉄・三菱商事 <1週間を総括してのコメント> 今週の日本株市場は、AI・半導体関連投資の拡大とアクティビストファンドの買い増しが相場を支える一方、海外関税問題や地政学リスクが重しとなる展開だった。株価材料から株価反応を見ると、市場は単なる好材料よりも「成長投資」「株主還元」「需給改善」を高く評価していたことが分かる。 AI・半導体関連が相場の主役 今週も注目されたテーマはAI・半導体で、ADEKAの半導体材料増産前倒し、日本製紙のリンテック株売却による資本効率改善、三井物産の合成燃料事業拡大、日東電工のデータセンター向けHDD部材増産、ローツェの中国半導体装置生産強化など、中長期成長を示すニュースが相次いだ。 実際に株価も、 * 日本製紙(8/21) +2.35% * 三井物産(8/21) +2.62% * 日東電工(8/20) +2.38% * ローツェ関連材料(8/25掲載) など好反応を示した。 一方で、半導体需要そのものは強いものの、三井金属やKDDIなど一部銘柄では材料出尽くしの売りも見られ、好材料=株高とはならない場面もあった。 ## データセンター投資関連が堅調 AI需要増加を背景にデータセンター関連銘柄への期待も継続した。 伊藤忠商事のデータセンター参入、メタウォーターによる米国データセンターの水需要増への言及、日東電工の増産投資などが報じられた。 特に伊藤忠は8月20日に上昇し、市場は単なる設備投資ではなくAIインフラの成長分野への参入を好意的に評価したとみられる。 ## アクティビストファンド銘柄が強い 今週もオアシスを中心としたファンドの動向が大きなテーマだった。 * エムスリー保有 * アインHD買い増し * エス・エム・エス買い増し * 電通総研取得 * インフォマート買い増し * エン・ジャパン買い増し * 荏原実業買い増し などが報じられた。特に、 * エムスリー(8/19) +2.18% * 電通総研(8/18) +3.09% * エス・エム・エス(8/21) +3.82% * インフォマート(8/24) +3.39% * エン・ジャパン(8/24) +5.71% と反応しており、市場は依然としてアクティビスト関連を好感していることがうかがえる。 ## 小売・消費関連は選別色 トライアルHD、西友関連の資産売却や飲料事業拡大、パンパシHDの株主還元、マツキヨココカラの買収案件など、小売セクターの材料も豊富だった。 しかし反応はまちまちで、 * トライアル(8/24) +0.38% * トライアル(8/21) -2.12% * パンパシHD(8/18) +1.33% * パンパシHD(8/19) -11.08% と、将来成長だけでなく投資負担や利益への影響まで市場が厳しく見ていることが分かる。 ## 金融・保険セクター 金融では、 * みずほFGの日銀利上げ観測発言 * かんぽ生命の不動産ファンド投資拡大 * SOMPOの自動車保険料引き上げ が注目された。ただし銀行株は利益確定売りも目立ち、 * みずほFG(8/19) -4.96% * みずほFG(8/20) -0.28% となった。 ## 今週の強い銘柄 材料から注した株価の値動きから見ると、 * 名村造船所 +6.88%(大型ドック新設) * Keeper技研 +7.34% * フェローテック +7.03% * 朝日インテック +5.91% * エン・ジャパン +5.71% * 京写 +5.66%(銅回収事業) * インフォマート +3.39% * エス・エム・エス +3.82% などが目立った。やっぱりAI・半導体、データセンター、アクティビスト関連というテーマが共通している。 ## 総括 今週は、AI・半導体・データセンター投資という成長テーマが市場を牽引し、アクティビスト関連銘柄が資金流入先となった一週間だった。一方で地政学リスクや米国の対カナダ関税強化方針など外部環境への警戒も残り、相場全体はテーマ株中心の選別色の強い展開となった。特に市場が評価したのは「将来の成長投資」よりも、「利益成長が見える投資」と「資本効率改善」であったと言えそう。
2026年8月 第3週
8月10日(月) 東証プライム市場の前場寄り付き前の成り行き注文は以下の通り。 買い:NTT・デジタルハーツ・UTグループ・日本製鉄 売り:通信のソフトバンク・東京海上日動・ヤマハ発動機 8月12日(水) 東証プライム市場の前場寄り付き前の成り行き注文は以下の通り。 買い:三菱UFJフィナンシャルグループ・日本製鉄・トヨタ自動車 売り:NTT・サンリオ・フジクラ・日立製作所 (午後) 買い:NTT・通信のソフトバンク・サンリオ・三菱UFJフィナンシャルグループ 売り:リクルート・ソニーフィナンシャルグループ・シスメックス 8月13日(木) 東証プライム市場の前場寄り付き前の成り行き注文は以下の通り。 買い:NTT・通信のソフトバンク・三菱UFJフィナンシャルグループ・ソニーフィナンシャルグループ 売り:楽天グループ・日本製鉄・本田技研工業 8月14日(金) 東証プライム市場の前場寄り付き前の成り行き注文は以下の通り。 買い:ネクソン・NTT・APG・アイスタイル 売り:ソフトバンクグループ・TDK・リクルートホールディングス <1週間を総括してのコメント> 日本株、決算よりも株主還元と事業再編を評価する局面へ 8月第2週の国内株市場では決算発表がピークを迎えたが、株価の反応を見ると単純な業績の増減よりも、 * 特別配当 * 自社株買い * TOB * 事業再編 * M&A といった資本政策に投資家の視線が向かった週だった。 # 最大の勝者はネクソン 14日の最大の注目材料はネクソンだった。同社は3240億円規模の特別配当を発表し、株価は前日比19.9%上昇した。通常の増益決算以上に、> 「余剰資金を株主へ返還する意思」が高く評価された典型例といえる。 # トライアルにも同じ匂い 同じ14日にはトライアルHDも10%超上昇した。西友との連携やPB商品の強化により、今期純利益が約3倍になる見通しを示した。注目点は利益額そのものではなく、 > 買収後の統合シナジーが具体的に数字へ現れ始めたこと である。 # 「成長」への評価は依然強い 一方で成長株が買われなかったわけではない。 12日には * ミルボン +9.8% * エムスリー +6.1% * meito +8.3% など増益や株式売却益を伴う好決算銘柄が上昇。 13日には * TOPPAN +10.8% * 弁護士ドットコム +18.9% が大きく上昇した。 ただし市場が反応したのは、「増益だった」ではなく、「予想以上だった」銘柄に限られている点が特徴的だった。 # AI・半導体は依然主役 期間中に目立った共通項はAI関連。 * 日本マイクロニクスが生成AI需要を背景に大幅増益予想 * ティアフォーが自動運転向けAI半導体の自社開発を表明 * CKDが半導体装置需要の拡大を追い風に好業績を示した AIブームはソフトウェアだけではなく、 「検査」 「装置」 「材料」 「自動運転」 へテーマが広がっている。 # 富士フイルムにみる日本企業の転換 興味深いのは富士フイルム。 14日にはS\&Pが複合機事業分離について信用力への下押し圧力を指摘した。 一方で同社は前週から、 * 半導体材料 * ヘルスケア への集中投資方針を鮮明化している。これは日本企業に共通する流れで、 > 「何でもやる企業」から「強い分野に集中する企業」 への変化を象徴しているように見える。 # 市場が最も嫌ったもの 逆に強く売られた銘柄には共通点があった。 * トレンドマイクロ 下方修正で▲14.6% * サンリオ ▲18.1% * 楽天グループ ▲13.8% * カバー ▲6.4% さらに、 * エア・ウォーター * 宝HD では決算延期や会計処理への懸念が発生した。 今の市場は業績未達以上に、「数字の信頼性」の毀損を嫌っていることが分かる。 この4営業日を振り返ると、 「利益成長→株主還元→事業ポートフォリオ改革」へ市場の評価軸が移りつつある週だった。 ネクソンの特別配当、トライアルの買収効果、富士フイルムの事業再編などに投資資金が向かう一方、単なる増益や好決算だけでは株価が上昇しにくくなっている。
2026年8月 第2週
8月7日(金) 東証プライム市場の前場寄り付き前の成り行き注文は以下の通り。 買い:デジタルハーツ・NTT・三菱マテリアル・通信のソフトバンク 売り:クラブ・富士フィルム・エムスリー 8月6日(木) 東証プライム市場の前場寄り付き前の成り行き注文は以下の通り。 買い:NTT・三菱UFJフィナンシャルグループ・ソニーグループ・Lineヤフー 売り:フジクラ・通信のソフトバンク・ソフトバンクグループ 8月5日(水) 東証プライム市場の前場寄り付き前の成り行き注文は以下の通り。 買い:NTT・通信のソフトバンク・三菱UFJフィナンシャルグループ・フジクラ 売り:ライフル・トウキョウベース (午後) 買い:通信のソフトバンク・イビデン・日東紡・古河電工 売り:NTT・三菱UFJフィナンシャルグループ・日本製鐵 8月4日(火) 東証プライム市場の前場寄り付き前の成り行き注文は以下の通り。 買い:JPMC・日産自動車・ソニーフィナンシャルグループ・サンリオ 売り:通信のソフトバンク・三菱UFJフィナンシャルグループ・アーチオン 8月3日(月) 東証プライム市場の前場寄り付き前の成り行き注文は以下の通り。 買い:日本郵船・NTT・ソニーフィナンシャルグループ・村田製作所 売り:広済堂ホールディングス・トヨタ自動車・三菱UFJフィナンシャルグループ <1週間を総括してのコメント> 今週はやはり企業の決算ウィーク。相変わらずの非鉄金属(AI・半導体)を中心とした業績上方修正・設備投資計画を中心に市場の注目を集める。この分野は好成績・成長期待を示す情報をもとにした関連銘柄物色が相次いだと思う。 内需系・ゲーム大手の任天堂。トモダチコレクションの新作がCMでやっているが、これらのソフトの売り上げも好調。三菱マテリアルも好成績ということで、収益改善企業に対する評価も出たと思える。 残念ながら…の企業もみられ、市場で注目されつつも「材料出尽くし」というところも中にはね。というところも。M&AやMBOで買収される側はその株価に合わせるようなストップ高買いも。 ニデックやエア・ウォーター等の不正会計・案の定の中東情勢に回されたり、為替介入を引き金とする首都圏での同日4件の人身事故による大幅なダイヤ乱れという厄介な事象も起こっているので、企業材料・為替等の指標やマクロ環境の変化に注意しつつ、お盆休みのマーケットを注視する必要があるのではと思った。
2026年8月 第1週
7月31日(金) 昨晩からの急激な為替変動について → 政府日銀が為替介入を認める。米国の支援もあったという報道あり。 東証プライム市場の前場寄り付き前の成り行き注文は以下の通り。 買い:キオクシア・村田製作所・住友電工 売り:NTT・アーチオン・サンリオ 非鉄金属系にストップ高が相次ぐ。晩のニューヨーク取引でAmazon決算が好調だった影響もあってのこと。買い気配の銘柄の関係上、プライムでの前場は4兆円しか出来高なってないそうだ。 後場も引き続き同系銘柄は寄り付かずの結果となった。週明けも要警戒か? (市場側からみて好成績だったのは7銘柄しかなかった・・・コニカミノルタどうした・・・)
7月30日(木) 7月権利落ち日。今日から8月締め配当期間突入。 全体的には7月権利付き株式の処分売りも多く見られた1日でもある。 8:20 タムロン 売買停止 → 8:46再開 ソニーグループによるTOB報道を受け、事実確認のため。 東証プライム前場寄り付き前の成り行き注文で 買い:通信のソフトバンク・タムロン・NTT・ソニーグループ 売り:アーチオン・ソフトバンクグループ・住友電工 IPOで新規ETF上場。日本商社系と海外宇宙系のETFです。 株価材料からの上下変動率(+5パーセント以上を〇としている)
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